日別アーカイブ: 2016年11月15日

旧古河鉱業若松ビルのある南側海岸

furukawa若松駅方向から若戸渡船に向かって歩くと、左手にとんがり屋根のビルが見えてきます。その先に三菱のマークを付けた倉庫が。港が明治大正の様に錯覚してみえます。
とんがり屋根のビルは、旧古河鉱業若松ビルです。
大正8年の建築といわれ、煉瓦造りの二階健の建物です。1階と2階のホールは、展示や会合に使われています。
また、2階の資料室には、若松の明治時代から近代までの地図が壁一面に貼り出されています。石炭の積み出しで日本一にぎわった若松港の歴史を学べます。また、実際の石炭の展示などがあります。昭和30年のころの若松区本町2丁目あたりには、映画館が10軒あったと聞いています。当時は、通りで人がすれ違うのも大変だったとのこと。大正から現代まで、かつて賑わっていた若松をじっと見ていた建物達です。今も、使用しているのがスゴイです。
休日には、県内外から若い女性のグループや若い男女のカップル、歩け歩けのイベントで来たのか、多くの年配の方々が、南側海岸を歩いています。
若戸渡船には、自転車の愛好家も多く乗船しています。
みんな、若松の明治・大正の建物を見て、「ホーツ」とため息を漏らしています。