月別アーカイブ: 2014年8月

深穴明け加工方法

日本にBTA方式深穴明け加工が紹介されて50数年。その加工方法は、現在も当時と同じ以下の3種類に大別されます。射出成形機、中空成形機、食品加工機のシリンダーやスクリュー、クランクシャフトの給油用の孔、油圧制御のシリンダーやマニホールドブロック、ラリーカーのショックアブソーバーなど、BTA方式の深穴加工の用途は拡がっています。

深穴加工の中には、より歴史のあるガンドリル方式の穴明け加工があります。重切削や高精度の深穴加工の分野では、ハイスピードで作業能率の良いBTA方式の方が優れています。BTA方式機械の外観、能力、写真などは→コチラを見てください。

ソリッドボーリングヘッド

ソリッドボーリングヘッド

 ◆ソリッドボーリング加工

一般的な加工方法で、ムクの材料に穴明けする場合に使用されます。孔になる部分の材料は、全て切粉になります。図中では、ボーリングバーの内を通って排出される切粉を小さな短冊で表示しました。

 

 

トレパニングヘッド

トレパニングヘッド

◆トレパニング加工

材料に大径の穴を明ける場合に使用されます。孔の中心部分(芯材)を残して深穴加工をする専用のヘッドが使用されます。

 

 

カウンターヘッド

カウンターヘッド

◆カウンターボーリング加工

材料に既に穴が明いている、またはパイプ状の材料の穴拡げ加工に使用します。面粗度や精度が必要な場合にも用いられます。

夏の空とDE11型ディーゼル機関車

DE11_Diesel

車が川崎区扇町の線路に差しかかると、珍しく遮断器が下りていた。道路わきを見ると大型レンズを付けたカメラを三脚に据えて何かを待っている青年。気温は35℃を超えている。。。待っていると、ディーゼル機関車が道路を横切るかと思いきや、バックして戻って行きました。私も青年に負けずに1ショット撮影しました。
鉄道マニアでない私は、このディーゼル機関車は希少なものなのかと考えながら、運転して帰りました。ネットで探すと、色と形がDE11型ディーゼル機関車の様です。

どなたか、詳しい方がいたら教えてください。