トレパニング加工は、芯材を残して金属のボーリング加工をします。
写真はトレパンイング加工を4本行った後で、芯材も4本残っています。
カサの部分は鋭利なので怪我をしないように、刃先を潰したり、緩衝剤で覆ったりします。
トレパニングヘッドの断面はこのようになっていて、材料の中心部を残して深穴明けを行います。
トレパンヘッドに取り付けられた円周上に並んだチップが、負荷分散をしながら切削を行います。
写真はBotek社のトレパニングヘッドです。
左の写真は、径が約300mm x 長さ約5Mのトレパン加工です。
トンボして両端からトレパン加工をしたので、長手の中央部にカサができています。