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チップといってもお金ではなく、切削用です


三菱マテリアルのサイトに「切削工具の出来るまで」が掲載されていました。
どの様に超硬チップが製造されるかの図解がでていました。
BTA方式の深穴加工のヘッドはロウ付けの物もありますがチップを数枚使って穴加工をするタイプがあります。
下のチップは、小型BTA用ヘッドのチップとガイドです。いろんな形がありますね。

下のチップは、旋盤用に使っているものです。チップホルダーにチップをセットして使います。

高さを計る道具とケガキ線


写真はハイトゲージという高さを計る道具です。デジタルの数値を読んで使います。
定盤に載せて使うので、高さを出し、そこの場所にケガキ線を入れる、または平行線を簡単に引く事ができます。
高さの違う2点間の高さの差も出せますよ。
ケガキ線とは加工する時の基準線になります。材料の中心ではなく、偏心した位置へのBTA施工の時に、ケガキ線を引いてBTA加工位置を出す場合があります。
ケガキ線を入れる場所には青ニス(青竹とも呼ばれる)を塗布しておきます。そうすることによってケガキ線が見え易くなります。
単純なケガキ線を引く場合には、下の写真のトースカンという道具を使います。これは、角台トースカンになります。

会社案内の表紙

CoverBroshure
当社の会社案内の表紙を説明します。会社案内の表紙には、深穴明け加工を行っている様々な材質の製品を掲載しました。
写真左上から右に。
最上段:鋼管STKM13A、64チタン、SCM435(通称クロモリ鋼)
2段目:ハステロイ、MCナイロン、アルミA7075
最下段:ステンレスSUS316L、インコネル718、S45Cに貫通小孔。
この他にも、銅合金BeCu、SUS420J2、SS400、SKD61等々多くの鋼種への深穴明け実績があります。
詳しくは、お問合せ下さい。

穴の深さを計る道具


底が平らな止まり穴の深さを計るには「デプスゲージ(通称デプス)」を使います。
写真のデプスの先端が細い方を穴の底に当てて、刀のツバの様な部分を穴の外に当てて計ります。
寸法をみる時は、ノギスの目盛りの読み方と同じです。

また、BTA方式での止まり穴の深穴加工の場合、先端が刃の形状になっていますので、コンベックス(巻き尺)を必要な長さに切ったもので計ります。