月別アーカイブ: 2021年6月

長尺材料のBTAトンボ加工実績


長さ2.6メートルの窒化鋼SACM645へφ24の貫通孔をトンボで施工しました。
長手中央部での孔の段差は、2本ともに0.5mm程度。
材料固定で、ヘッドが回転するタイプのBTA機械を使用しました。

SakkouTimes13号が完成しました

6月26日(月)にSakkouTimes第13号(夏号)が発行されました。ホープさん紹介では川崎工場の小型BTA機械担当である南出さんの寄稿が良かった。
今回の表紙写真は、九州工場が担当しました。
第13号の表紙写真には広島工場10点の写真応募を頂きました。
山田さんの「夏の訪れ」が選ばれました。
撮影場所は北九州市芦屋町の夏井ヶ浜はまゆう公園です。
この場所は、夕日と鐘のショットが有名です。
まだまだコロナ禍の中ですが、家の近くにも観光スポットや写真のスポットがあるので、探してみるのも楽しいですね。

BTA加工ってどこに使われているの?

BTA加工は私たちの身の回りでは、当社の会社案内に掲載しているような製品の深穴明け加工として使用されています。大きな物では鋼板圧延用の大型ロールやクランクシャフトの軸受給油孔のBTA加工加工、発電機の中心ロール軸中心孔など重量もTon単位の製品に使われています。
プラスチック製洗面器、車のダッシュボードや燃料タンクを製造する射出成形機や押出し機のシリンダー中心孔もBTA加工されています。更に大型液晶装置や半導体製造に使う銅・チタン他様々な材料の円筒ターゲットの中心孔もBTA深穴加工機械で加工します。またNC複合機などに組み込まれているスピンドルの深穴加工にもBTAが使用されています。
金属だけでなくポリペンコなどの樹脂素材にもBTA加工を使えます。精度良く深穴を明ける技術は今後もニーズが高いでしょう。