写真は、ドラムからポンプ室の油タンクへ給油しているところです。
BTA方式の深孔加工の切れ刃の部分には、高圧で切削油が送られて、切粉をヘッド、ボーリングバーと通過して流し出します。マグネットと切粉受けで、分離された切削油は、油タンクへ戻されます。
この様に、切削油は、切れ刃の所の潤滑、クーラント、切削した切粉を後方へ流し出すなど、深穴加工での重要な役割を担っています。
また、その油の組成に関しても、長年培ったノウハウがあるんです。
月別アーカイブ: 2016年9月
九州工場で3次元測定器のデモがありました
先日、九州工場へ(株)キーエンス殿が来社。3次元測定器のデモを行っていただきました。
製品名は、ハンディプローブ3次元測定器です。カメラの前に測定テーブルがあり、そのテーブルに固定した製品の寸法を3次元測定行うというもの。
はじめは、何の事かと思いきや、Wiiリモコンを思い浮かべました。
カメラがWiiリモコンに相当するプローブの位置、傾きと測定動作を観て、3次元での寸法測定をします。円なら最低3点を教えることになります。
一度、測定すると、何度も同じ動作を繰り返し測定が可能。印刷できますので、検査の成績票に、また測定手順書にもなるという便利なもの。
高精度の加工機械を持つと、このような3次元測定器が必要になりますね。写真のプローブ2個付きは、フル仕様で540万円との事。製品の大きさは、制限されますが、コスパの良い測定器ですね。