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日頃の出来事など

バー回転方式のBTA機械


写真はバー回転方式のBTA機械(当社機番KB200)のヘッド部とワーク端面です。ちょうどS45Cの止め孔加工を終えてバーを引き戻した所です。
バー回転方式のBTA機械はアキュムレータなどの芯がずれている加工に適していますが、写真の様に素材中心へのBTA加工も問題ありません。
寸法的には、φ130×800Lの素材に対してφ31の深孔加工を行い、肩寸法330mmの止め孔となっています。

長尺材料のBTAトンボ加工実績


長さ2.6メートルの窒化鋼SACM645へφ24の貫通孔をトンボで施工しました。
長手中央部での孔の段差は、2本ともに0.5mm程度。
材料固定で、ヘッドが回転するタイプのBTA機械を使用しました。

多能工とOJT


当社のBTA加工機械は、今年に新設されたものから創業当時からメンテナンスをして稼働し続けているているものがある。
写真は、小型のBTA機械に2人のオペレータが付いている珍しいシーンだ。右側のオペレータは違うタイプのBTA機械を操作している。
彼は、忙しいスケジュールの合間をぬって、他のオペレータと一緒に作業する事で、双方に新しい気づきや発見が生まれます。また別のBTA機械を操作する多能工へと成長するきっかけにもなるでしょう。

九州工場で3次元測定器のデモがありました

3DMeasureDevice_1 3DMeasureDevice_2
先日、九州工場へ(株)キーエンス殿が来社。3次元測定器のデモを行っていただきました。
製品名は、ハンディプローブ3次元測定器です。カメラの前に測定テーブルがあり、そのテーブルに固定した製品の寸法を3次元測定行うというもの。
はじめは、何の事かと思いきや、Wiiリモコンを思い浮かべました。
カメラがWiiリモコンに相当するプローブの位置、傾きと測定動作を観て、3次元での寸法測定をします。円なら最低3点を教えることになります。
一度、測定すると、何度も同じ動作を繰り返し測定が可能。印刷できますので、検査の成績票に、また測定手順書にもなるという便利なもの。
高精度の加工機械を持つと、このような3次元測定器が必要になりますね。写真のプローブ2個付きは、フル仕様で540万円との事。製品の大きさは、制限されますが、コスパの良い測定器ですね。