日別アーカイブ: 2021年3月30日

トレパニング加工は、芯材を残して金属の深穴加工をします


トレパニング加工は、芯材を残して金属のボーリング加工をします。
写真はトレパンイング加工を4本行った後で、芯材も4本残っています。
カサの部分は鋭利なので怪我をしないように、刃先を潰したり、緩衝剤で覆ったりします。

 

 

 

 

トレパニングヘッド
トレパニングヘッドの断面はこのようになっていて、材料の中心部を残して深穴明けを行います。

trepanning-tool

 

トレパンヘッドに取り付けられた円周上に並んだチップが、負荷分散をしながら切削を行います。

写真はBotek社のトレパニングヘッドです。

 

 

Trepancore
左の写真は、径が約300mm x 長さ約5Mのトレパン加工です。
トンボして両端からトレパン加工をしたので、長手の中央部にカサができています。