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様々材質の材料へBTA深穴あけ加工を行っています

MAterialBTA方式の深穴あけ加工では、当社では多種多様な材料に対して、加工させて頂いた実績があります。
通常の一般鋼やSUS316などのステンレス鋼はもちろんのこと、チタン、アルミニューム、窒化鋼、ハステロイ、インコネル、銅、ベリリューム銅、MCナイロン他樹脂製品などの実績があります。また、様々な試作も行わせて頂いております。材料調達から内外削、熱処理そしてホーニングもお引き受けいたします。お気軽にお問合せください。

ヘッド回転式のBTA機械にて長尺クロモリ鋼に深穴明け加工を行う

Φ190 x 4,200Lのクロモリ鋼に
方端面からセンターへΦ17 x 1,200の深穴明け加工を行いました。

ヘッド回転式のBTA加工機械は、偏心孔の加工にも使用されます。川崎工場と九州工場へ設備。

長尺の材料へのBTA加工(トンボ加工)


クロモリ鋼Φ60×約3Mの材料にφ44の通し穴。
両端からBTA加工(深孔明け加工)をしています。穴の中を流体が流れますので、わずかな段差は問題ありません。長尺物ですのでBTA加工中は振れ止めで中央を押さえています。
この製品の注文指示は、BTA加工後、両端の穴をセンターとして外周を決まった寸法へ加工する内外削加工でした。

トンボ加工とは、上図の様に、長尺材料の半分くらい迄深穴加工をした後、材料を反転して反対方向からも深穴加工をして深穴を貫通する方法です。当社のHPの加工能力の所で「両端から加工」の意味になります。上記図中でのL1というのは、旋盤荒加工(荒引き)の事です。

この場合、穴が重なる部分に微小な段差ができますので、水や油穴等に向きます。また、精細な加工を行う場合の下穴の用途としても使われます。さらに精細な穴を加工するには、カウンター用のヘッドを使って+0、-0.3mm の様な公差で穴を拡げて仕上げます。

カウンターヘッド

なぜト ン ボと言うのか諸説あるようですが、トンボが空中で急に反転する所から来たようです。歌舞伎の蜻蛉をきるという宙返り(とんぼ返り)からという説も。
トリビアですが、旋盤のバイトは(ドイツ語のノミ、英語の噛むという説も)の様に西洋の言葉では無いようです。