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高機能材料と深穴加工の進化

金属材料および機械加工可能なナイロン樹脂などへの深孔加工された部品・製品は、さまざまな分野で使用されています。
近年は、チタン・インコネル・ハステロイ等の高温・耐腐食または航空宇宙分野で使用される部品も増えており、当社の深穴加工の技術が生かされております。
また、円筒型スパッタリングターゲットの穴加工もあります。様々な材質へのBTA方式深穴加工の技術が要求されており、お客様と一緒にその開発を行っております。時には高精度に、時にはコスト低減にと、深穴加工の進化は、これからも続きます。

BTA加工って何ですか?

深穴加工(BTA加工)とは
BTAとは、Boring  &Trepanning Associationの略(ボーリングとトレパニング加工)で、金属加工での重要な工程である深穴の切削加工です。高速で面粗度の良い深穴加工(深孔加工)を行える特徴があります。
下図の様に、ポンプで加圧された高圧の切削油が加工物に接したプレッシャーヘッド(圧力頭)に送られ、明けられた穴とボーリングバーの間隙を通って刃物に達し、切粉と共にボーリングヘッドとボーリングバー内を通り抜け、切粉受とマグネットフィルターを通過してタンクに戻ります。詳しくは →コチラから

sakkou_BTA

 

 


材質:SACM645 4,100mmシリンダーの深穴明け加工(BTA加工)中型のBTA機で加工中の動画