深穴加工って何ですか?

 L:穴の深さ  d:孔の直径

深穴加工とはその深さと直径の比(L:d)によって定義され、通常10:1より大きい穴の加工が深穴加工と呼ばれています。
深穴明け加工の方式としては、BTAとガンドリルがあります。一般的には、小径の穴はガンドリルで、それ以外の穴加工は一般的にBTA方式の深穴加工が適用されています。深穴明け加工は、アルミニウム、銅合金などから超合金に至るまで様々な材料に使用されています。実際に施工されている一般鋼、クロモリ鋼や窒化鋼では、精度の制限はありますが 40:1 以上の施工実績があります。
BTA施工内容としては、L1加工と呼ばれる公差がラフな前加工と、穴明け後にハメ合い公差を得るためにホーニング施工を行う前処理として行われる深穴加工があります。特に、ホーニング下と呼ばれる深穴明け加工には、精細な穴加工公差、真円度、真直度、同軸度などが求められます。その為に、真直度を向上させ、切削効率をアップした専用のBTAマシンが必要です。BTAマシンの特徴として、高圧の切削油を使用して、切れ刃の潤滑・冷却そして切粉の排出を行って切削効率を助けています。詳しくは、ホームページをご覧ください。

DENCHA(デンチャ)って知っていますか?


DENCHA(デンチャ)って知っていますか?JR筑豊本線の若松線に走っている充電式の電車です。昨年デビューし、今年の春からは、全てのディーゼル車がDENCHAに置き換わりました。今回、九州工場で打合せがありましたので、若松線を利用して、写真を撮ってきました。音が静かで、快適な室内にビックリ。ドアを開けるときはボタンを押します。


若松駅に来ると2両編成のDENCHAは、1本しかないパンタグラフを上げて、充電を開始します。直方行のDENCHAのパンタグラフが上昇する所をみました。車両のカラーリングもセンスが良いですね!


DENCHAの車内は、高級感があります。博多を走っている空港線の地下鉄の様な座席でカッコイイ―!!
毎年7月末の若松花火大会には、たくさんの見物客がすし詰めで若松駅に着きます。今年は、爽やかな車内で、少しは楽になるのではないでしょうか。。

偏芯加工って何ですか?


BTA深穴加工は、上図の様にワーク(加工物)を回転させ、その中心に超硬チップをセットしたボーリングヘッドを右から左に送っていき、穴を掘っていくイメージです。チップでカットされた切粉は、切削油と共に中空のボーリングバー内を通って、油タンクへ戻ります。ワーク回転の場合は、中心孔のBTA加工です。

下の写真の様に、ワーク(加工物)が固定された状態でボーリングヘッドが回転するBTAで穴明けを行うと、偏芯加工が可能になります。下の写真は、切削するヘッドが左から右へ送られて、穴明け加工中です。右のバーは、穴が貫通した時に、油が漏れないように取り付けた金属ブロックを押さえています。

ガンドリルでも偏芯穴の加工ができますが、BTA方式の深穴加工機の場合は、大径の穴も加工可能です。
下の写真は、上のBTA方式深穴加工機で加工した大径の穴です。
 

ホーニングって何ですか?


ホーニング(honing)加工という言葉があります。honeは英語で砥石で研ぐという意味になります。加工物の内径を精密に仕上げるのに必要な加工工程がホーニングです。左の写真がホーニングのヘッドです。砥石が付いた部分を穴の内面に押し付けながら回転し、往復運動させます。円筒状の補冶具により押し付けるのですが、油圧式・機械式・手動式があります。
はめあい公差でH7、H8で穴を仕上げる時などに、BTA加工をしてからホーニングを施工します。
穴の内径がφ60mmの場合、H7の穴のサイズが 60~60.030の範囲(30μ)に入っていなければなりません。当社では、ホーニング前にホーニング下のBTA加工と言って、寸法を 59.7~60.0mm の範囲で施工し、この後で、お客様指定の公差にミートするようにホーニングを施工します。
下の写真はφ60mmのホーニング施工後の製品です。穴の部分を拡大してみると斜めに線が入っている様に見えます。これは、クロスハッチ(綾目)と言って砥石を穴の内面に押し付けながら回転し、縦型のホーニング加工機だと上下の往復運動させるとホーニングの砥石の条痕が綾目になります。
クロスハッチは、油圧シリンダーなどの各種シリンダーの内面で潤滑油を保持するなどの働きがあります。
 孔部の拡大

各工場で加工能力のちがいはありますか?

当社は、本社・川崎工場、広島工場(三次市)、九州工場(北九州市)の3工場で操業しております。


3工場が所有しているBTA方式深穴明け加工機械の大きな加工能力の違いはありません。詳しくは、ホームページを参照してください。

各工場の特徴としては;
川崎工場は、BTA方式深穴明け加工機が8台と、他工場の2倍の台数があります。
広島工場は、加工可能穴径が750mmと一番大きいです。
九州工場は、最大加工径200mmmの偏芯穴加工が可能なBTA機械を所有しています。偏芯穴加工機は川崎工場にも設置してあり、こちらは最大加工径が65mmです。下は偏芯穴加工後の製品写真です。

また、材料持ちでの加工、内外削、ホーニング加工等もお受けいたします。詳しくは、各工場にお問合せ下さい。

今年もツツジが来たー!


今年もツツジの季節が来た~♬
5月に入ると6日に立夏を迎えます。先週から急に暑い日が続いていますが、今年はこれから更なる暑さとの闘いになりそうです。
ツツジの赤は、本当に美しいです。他にもピンクや白のツツジがありますが、赤がきれいです。
モッコウ薔薇もそろそろですね。これから、次々と色んな花が開花していきます。

深穴加工で「振れ止め」って何ですか?


長尺材料の深穴明け加工を行う場合、加工される材料の途中を振れ止めで受けることで、同軸度を小さくするような高精度の加工ができます。

下は、材質SACM645、長さ4,100mmのシリンダーを振れ止めを使って深穴加工を行っている動画です。

トンボ加工って何ですか?


トンボ加工とは、上図の様に、長尺材料の半分くらい迄深穴加工をした後、材料を反転して反対方向からも深穴加工をして深穴を貫通する方法です。当社のHPの加工能力の所で「両端から加工」の意味になります。
この場合、穴が重なる部分に微小な段差ができますので、水や油穴等に向きます。また、精細な加工を行う場合の下穴の用途としても使われます。
上記図中でのL1というのは、旋盤荒加工(荒引き)の事です。

なぜト ン ボと言うのか諸説あるようですが、トンボが空中で急に反転する所から来たようです。歌舞伎の蜻蛉をきるという宙返り(とんぼ返り)からという説も。
トリビアですが、旋盤のバイトは(ドイツ語のノミ、英語の噛むという説も)の様に西洋の言葉では無いようです。

各工場でラジオ体操を行っています

当社では、ラジオ体操第1の号令・指導入りの音楽に合わせて体操をしています。きっかけは、土曜日出勤を利用して行われる川崎工場検討会です。検討会では、工場の全メンバーで実務教育・勉強会、現状の問題把握とその解決に向けた打合せを行っています。
2012年11月の川崎工場検討会で、グループ長から「毎週月曜日だけでもラジオ体操をやろう」という声が出て、ラジオ体操を始めました。それは、今日まで全工場で続いています。ここがスゴイ!継続はチカラです。
休み明けのなまった体に、短時間ですが、ラジオ体操での刺激が心地良くてたまらないとの声も。毎日体操を行っている工場もあります。下は、iTunesのラジオ体操の曲のページです。

ちなみにNHKのテレビとラジオの体操は、こちらのページでご覧頂けます。