今月の食堂の花はヒマワリです。
BTA加工の工場のイメージには合いません。
造花ですが、活き活きとしています。
今年の夏は暑いので、生花のヒマワリはよりいっそう鮮やかです。
今月は「経営理念」を唱和します。
毎月「心訓」と「経営理念」を交代で唱和しています。
2014年9月1日の創立50周年で、井上社長が更に50年先の100年企業への道を示されました。
100年企業はまさに社会に貢献する会社です。さあ、今日もご安全に!
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■お客様からの受注があってこそ、会社は存立する。
「全社員が営業マンの意識を持ち、受注獲得を最優先としよう。」
■仕事の質の向上が結果を高める。
「難しい仕事もあきらめずに、創意工夫で乗り切ろう。」
■進歩は変化から起きる。
「変化をおそれずに、新しいことに挑戦しよう。」
■経営は修羅場の連続である。
「強い心を持って、困難を克服しよう。」
■会社の利益があってこそ、社員の待遇は改善される。
「自分の役割を確実に遂行し、会社の利益拡大を目指そう。」
■会社の将来は社員が決める。人が育てば会社が育つ。会社が育てば社会に貢献できる。
「自分自身の人間性を高め、人材育成を第一とする会社にしよう。」
ノコ切断後のSUS材
一般鋼やステンレス材料で丈の短い素材のBTA加工の依頼がよくあります。
その様な時は、写真の様に数個つないで1本の素材にBTA加工をします。その後でノコ切断します。
欲しい丈寸法にノコ切断代を含んだ素材を1本用意するだけで、写真の様な製品を準備できます。
詳しくは、弊社営業マンにお問い合わせ下さい。
切断後の製品が並んで列を作っているように見えたのでパチリ!
「BTA(ビーテーエー)加工」とは、Boring & Trepanning Association の略(ボーリング・トレパン加工)で、金属加工での重要な行程である深穴の切削加工です。切削とバニッシングを同時に行う特殊ヘッドを使い、高速できれいに深穴加工(深孔加工)を行える特徴があります。ドイツで開発された金属加工方法で、大砲やロケットの胴を製造するのに開発されたようです。
日本にBTA方式深穴明け加工が紹介されて50数年。その加工方法は、現在も当時と同じ以下の3種類に大別されます。射出成形機、中空成形機、食品加工機のシリンダーやスクリュー、クランクシャフトの給油用の孔、油圧制御のシリンダーやマニホールドブロック、ラリーカーのショックアブソーバーなど、BTA方式の深穴加工の用途は拡がっています。
深穴加工の中には、より歴史のあるガンドリル方式の穴明け加工があります。重切削や高精度の深穴加工の分野では、ハイスピードで作業能率の良いBTA方式の方が優れています。BTA方式機械の外観、能力、写真などは→コチラを見てください。
◆ソリッドボーリング加工
一般的な加工方法で、ムクの材料に穴明けする場合に使用されます。孔になる部分の材料は、全て切粉になります。図中では、ボーリングバーの内を通って排出される切粉を小さな短冊で表示しました。
◆トレパニング加工
ポレパン加工とも呼ばれています。材料に大径の穴を明ける場合に使用されます。孔の中心部分(芯材)を残して深穴加工をする専用のヘッドが使用されます。
◆カウンターボーリング加工
材料に既に穴が明いている、またはパイプ状の材料の穴拡げ加工に使用します。面粗度や精度が必要な場合にも用いられます。
川崎工場のKB-130型BTA機械の深穴明け加工動画です。
今年の5月に旧BTA機械と入れ替え新台となりました。
新しいと操作盤も最新版になり、加工数値のセットも楽になりました。
また加工精度も高くなり、公差が厳しい製品のBTA加工も安心です。
当社の各工場ごとのBTA加工寸法は →コチラで確認できます。